設備紹介facility

ポセイドン

清潔できれいなお水で安心、安全な治療を提供するため

治療に使用するお水を常に衛生的に保つ歯科ユニットウォーターライン除菌装置「ポセイドン」の導入

近年、歯科ユニットの給水系の微生物汚染が注目されています。歯科ユニットの給水管内では、時間の経過とともに水道水の残留塩素濃度が低下し、微生物が繁殖しやすくなっていると考えられています。「ポセイドン」は院内の水道水中の残留塩素濃度を補正しより衛生的な給水環境を作ります。

歯科ユニットの給水環境を整えている医院はまだまだ少ないのが現状です。当院では院内感染防止をリードする歯科医院であり続けたいと考え、導入いたしております。

歯科ユニットウォーターライン除菌装置『ポセイドン』

ポセイドンの特徴

ポセイドンの必要性

1990年代より、歯科ユニットの給水管内に形成される『バイオフィルムによる汚染』が注目されるようになりました。
バイオフィルムによる汚染がなぜ歯科ユニットの給水管内で起こるのか、考えられる原因としましては 夜間、歯科ユニットの給水系チューブ内の遊離残留塩素が減少してしまうため、水道水が本来有している塩素がなくなり そのため、細菌が急激に増殖してバイオフィルムを形成するとおもに考えられております。

日本では、ようやく平成19年に水道水質基準について、水質管理目標設定項目の見直しがあり水質管理目標設定項目に 従属栄養細菌が追加されることとなりましたが、その目標値は、「1mlの検水で形成される集落数が2,000以下(暫定)」となってます。

現状では多くの歯科ユニットにおいて、水質管理目標設定項目の目標値を大幅に上回る従属栄養細菌が検出されています。
こういった現状に対し、遊離残留塩素濃度を補正し歯科ユニット給水管内の衛生環境をサポートいたします。

ポセイドンの仕組み

センサーが水の流れを感知、電解槽に通電します。
水中に含まれる塩素イオン(Cl– )が電解により 塩素(Cl2 )に変化、Cl2 はすぐに水と反応し、次亜塩素酸(HClO)や次亜塩素酸イオン(ClO–)(=遊離残留塩素)に変化し遊離残留塩素濃度を補正します。
遊離残留塩素上昇により微生物の繁殖を抑制されます。

Cl2+2OH→Cl+ClO+H2O
Cl2+H2O→HClO+Cl+H+

  • 「次亜塩素酸(HClO)」、「次亜塩素酸イオン(ClO)」が抑制効果を発揮します。
http://selfmedical.jp/product/poseidon/
ポセイドンの仕組み